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秘密の収集箱

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小川洋子の偏愛短篇箱 / 小川洋子 [編著] / 河出書房新社 / P 357
「小川さんの好きな短篇を集めて本を作りましょうよ」
ある日編集者にそう言われ、「ならばあの箱があるな」と
すぐに秘密の収集箱を思い浮かべたものの、
自分一人の楽しみを人様に見せびらかすのは恥ずかしく、
またあくまでも秘密のままそっとしておきたい気持ちもあり、
しばらく答えをぐずぐずと先延ばしにしていた。
だがいくら考えても、私の好きな短篇、と問われればやはりあの箱に
仕舞ってあるものたちを隠し通しておくこともできず、
ためらいながら編集者の前に差し出したのである。

        (小川洋子 解説エッセイより抜粋)


件(くだん)・・・     内田百聞
押絵と旅をする男・・・   江戸川乱歩
こおろぎ嬢・・・      尾崎翠
兎・・・          金井美恵子
風媒結婚・・・       牧野信一
過酸化マンガン水の夢・・・ 谷崎潤一郎
花のある写真・・・     川端康成
春は馬車に乗って・・・   横光利一
二人の天使・・・      森茉莉
藪塚ヘビセンター・・・   武田百合子
彼の父は私の父の父・・・  島尾伸三
耳・・・          向田邦子
みのむし・・・       三浦哲郎
力道山の弟・・・      宮本輝
雪の降るまで・・・     田辺聖子
お供え・・・        吉田知子    

この16の短編の中で目に留まった作家さんの作品に触れる折がありましたら
読んでみるのも面白いですよ。

「力道山の弟」と「お供え」がお薦め作品になるでしょうか?
群馬県にある「藪塚ヘビセンター」も○十年も前に行った事が有ったので興味深く、
一番に武田百合子さんの作品から読ませて頂きました。(^_^;) 
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Commented by bj at 2009-06-25 12:33 x
タイトルだけで想像していくと
何が気になるでしょう??

私的には『耳』『二人の天使』『押絵と旅をする男』
辺りかと思います♪

今度探してみますね!!

情報ありがとうございます(^^)v
Commented by yuyukan12 at 2009-06-26 09:17
bjさん

この三作も面白かったですよ♪
「押絵と旅する男」は想像をはるかに超えたお話で
流石、江戸川乱歩氏の作品と思いましたね。

「兎」は題名に反して残虐でした。(ーー;)
by yuyukan12 | 2009-06-25 11:12 | 読書記録 | Comments(2)

感謝の心と笑顔で、在宅酸素療養の日々を過ごしています。 misaki


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